キャットフードの種類は変えても大丈夫か

キャットフードというと、ドライタイプやウェットタイプ、その中間にあたるセミドライタイプが主に挙げられます。
普段から一種類のみをあげている飼い主さんであれば、「飽きをこさせないために、種類を変えてもいいのだろうか」などと疑問になるかもしれません。
キャットフードの種類の変更というのは、場合によっては愛猫の病気の原因になりえます。
今回は、そのことについてご紹介します。

キャットフードといえば、最も普及しているのはドライタイプです。
というのも、栄養バランスを考慮した総合栄養食という扱いで流通しているものがほとんどだからです。
逆に、ウェットタイプとセミドライタイプは一般食や補助食の扱いのものがほとんどです。
言い換えるとドライタイプが主食で、それ以外が水分補給やおやつとしての役割を果たしているというのが、現在の位置関係といえます。

つまり、健康面を最低限考えている家庭であれば、ドライフードをあげているはずです。
そこから種類を変えるということは、主食をおやつに変更するのと同じです。
一般食や補助食は、基本的に総合栄養食をあげていて、その追加の役割を果たす存在であることを前提としているため、栄養バランスは総合栄養食のようにしっかりととれていません。
なので、一般食や補助食であるウェットタイプおよびセミドライタイプを主食代わりにあげ続けると、必要な栄養素を十分に摂取できなかったり、肥満の原因になってしまうために、これらへの種類変更は決して良いことではありません。

しかしながら、総合栄養食として作られているウェットタイプやセミドライタイプも少しだけあります。
それであれば、主流のドライタイプ同様に栄養バランスをしっかり考慮されているので、主食化しても問題はありません。
ただ、そういったものは入手が簡単ではなく、それが愛猫に合うかどうかも愛猫次第なので、結局主食は入手しやすいドライタイプの総合栄養食で固定するのが最も安全かつ簡単であるといえます。