アレルギー対策用キャットフード

人間同様に、猫もアレルギーを発症すると皮膚炎や下痢をはじめとする症状が現れます。
死に至ることはごくまれで、アレルギー症状が出たからといって極度に焦る必要はありませんが、未然に防ぐのが何より重要です。
今回は、アレルギー対策のためのキャットフードについてご紹介します。

アレルギー対策のキャットフードには、当たり前ながらアレルギーを起こしやすい材料を極力使わないようにしています。
アレルギーを起こしやすい食材というと、卵、乳製品、小麦、そば、落花生、えび、かにが主に挙げられます。
これらを全く使っていないものはもちろん、使っていても通常のキャットフードよりも含有量が大幅に少なくなっています。
元々愛猫がアレルギーを起こしやすい体質なのであれば、できるだけ前者の全く使っていない方を選びましょう。

アレルギー対策用のものは、上記のようにアレルギーを起こしやすい食材を排除している傾向にあるため、なんだか味っ気のしないものしか売られていないように思われるかもしれません。
実際にはそんなことはなく、チキンやサーモン、さらにはサバやダックなど、比較的アレルギーが発生しない食材を使用しており、嗜好性が高く、栄養素もしっかりと含まれているものがたくさんあります。
さらに無添加のものも多く、添加物を使っていてもかなり含有量が少なめになっているため、アレルギーの発生源をこれでもかというまでに排除しています。

売られているものはドライタイプが多いですが、水を加えただけで缶詰のような本格的なウェットタイプに早変わりするという、とてもユニークなものまであります。

アレルギー対策のキャットフードは、種類だけでなく価格も様々になっており、選択の幅が広くなっています。
しかし、いくらアレルギー対策用といえど安物は質が下がるのは確かなので、出費をできるだけ抑えたいとしても、高すぎず安すぎず、どちらかといえば高めのものを選ぶのが賢明といえます。